【経過報告その2】高森山公園未来プラン構想ワークショップの様子をお伝えします!
前回【経過報告その1】に続き、高森山公園未来プラン構想ワークショップの様子をダイジェストでお伝えいたします!
今回は8月6日【有識者による講義】と8月7日【目標・活動イメージづくり】の様子をお届けします。
8月4日の日曜日から始まったワークショップも3日目。
この日の午前中は「有識者による講義」と銘打ち、高森山公園で実践、活躍されている皆さまよりご講義いただきました。
有識者の皆さんからの講義が始まります 太田さんより東部丘陵地域の歴史などについて 人の手で刈り取られてしまった山の再生の歴史などを学びました 采女さんからは高森山での活動について リスの生態保護の実践的なお話しをいただきました 山本さんからは高森山の自然について 落葉樹の多い高森山独特の景観をご紹介いただきました 堀内さんからは魅力ある高森山公園の構想について 守る山から親しむ山へ 眞弓さんからは高森山公園の歴史と公園経営について 先進的な事例などを踏まえた活用提案 公園を経営するという新たな考えをご紹介 質疑も盛り上がりました 参加者の皆さんが深く考えている様子がわかりました
YouTubeに当日の様子を公開しました!有識者による講義の内容を全編公開しておりますのでぜひご覧ください!
①春日井東部丘陵地域の荒廃と再生の歴史、利活用の現況 太田省三様
ご登壇いただきました有識者の皆さま、本当にありがとうございました。

続いて3日目の午後です。
参加者の皆さまと、ここまでオリエンテーションから現地歩き、視察、有識者講義と濃厚なインプットを得てきました。
頭をいっぱいにして取り込んだものを、手を動かして形にしていきます。
いよいよここから、ワークショップの醍醐味であるグループワークへ突入!ファーストインプレッションとして、思いつく限りの「高森山公園のいいところ」、「気になるところ」、「変えたいと思うところ」を洗い出していきました。
班に分かれて作業開始 机いっぱい図面を広げて これまで感じたことや気付いたことを書き出します 共感したり相反したり、でも楽しく 意見が止まりません バシバシ付箋が貼られていきます 意見が見えるとさらに深まる理解 班ごとに発表です 短い時間でみっちり ”気付き”を形にすると見えてくる課題 目をつける場所も自然と違います 各班のカラーが出ています 頭も手もフル稼働でアウトプットすると ”きづいたぬき”なるキャラまで生まれます
3日目は1日通してのワークショップ。前日の山歩きの疲れもなんのその、皆さんの積極的な姿勢に驚きました。
密度の高い3日間、本当にお疲れさまでした。しかし、まだまだ終わりません。4日目、さらなるグループワークへ繋がります。

4日目からはグループワークで各班ごとの構想案作成に向け、議論を進めていきます。
まずは、「高森山公園をどうしたいか」という”目標”と「そのためにどう使ったらいいか」という”活動イメージ”をまとめていきました。
3日目と同じに見えますが 壁には前日の成果品が ファシリテーターは必死 カードを使ってイメージをまとめます 各班に個性が見えてきます 自分たちの一番納得する案を模索 なるほど、と思う意見もあれば 正反対なこともあります じゃあこんな提案はどうかな? どうやらうまくまとまったみたい 意見を交わしてたくさん気付きを得て 各班の内容がまとまっていきます
みなさん、短い時間にぎゅっと詰め込まれた、ボリューム感とスピード感ある作業を、チームワークで上手に乗り切り議論を深めていました。
1人ではなかなか至らない深い考えまでチームで一気にまとめあげていく様子に、ファシリテーター一同驚きと嬉しさを感じました。
続いては、小休憩をはさみ、この日まとめた内容を発表していきます。
発表も自分たちの言葉で 班の意見を見える形で記録します 班で個性があります カード選びにも違いが 自分のもしもの未来を元に議論しました 発表にもチームワーク スポーツがキーワード こちらはイベントを中心に この班のキーワードは「みんなで」 いろんな人生を想定して考えました 力強い!
発表を終え、4日連続のワークショップも終了です。
次回以降の2回のワークショップで、最終の構想案作成に向けて作業を進めていきます。
それらの様子も「経過報告その3」でお届けします。どうぞお楽しみに!
※9月8日予定していた空間デザインⅠは台風の影響で中止といたしました。今後のワークショップは9月29日、10月13日、10月27日に実施していきます。
[ニュース 2019年10月17日 更新